「食べる量を減らしても痩せない」という人は、食生活に問題があるかもしれません。ダイエットはただ食べる量を減らせば良いわけではなく、必要な栄養を摂取することが大切です。
特に野菜やフルーツにはビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、積極的に摂取する必要があります。しかし、多くの野菜を摂取するのは意外と大変です。
そんな時こそ、「青汁」が役立ちます! 今回は青汁の効果や選び方から、大人気商品まで紹介します。
そもそも青汁って何?
青汁は簡単に言えば野菜を絞って作った飲み物です。薬ではなく、食事で不足している栄養を摂取する健康補助食品に分類されます。
野菜は1日に350g程度摂取するように推奨されていますが、小皿約5皿分の野菜を摂取するのが難しい時もあるかもしれません。
そんな時に青汁を飲むと必要な栄養を摂取して、健康的に過ごすことができます。近年は青汁とダイエットの相性が良いことに着目して、美容効果が高い青汁が数多く販売されています。
しかし、元々は健康目的で開発された食品なのです。
目的によって青汁を飲み続ける期間が違う!
人間は約60兆もの細胞で構成されているので、部位によって効果が出るタイミングが異なります。例えば肌は若い人なら約28日で古い細胞から新しい細胞に生まれ変わり、効果を実感できる可能性があります。
つまり、美肌目的で青汁を飲む人は、最低1ヶ月は続けることが大切ということです。胃は周期が約5~7日、筋肉は約60日なので目的に合わせて長期間青汁を飲み続ける必要があります。
正しい飲み方講座!具体的な方法や量は?
目的によって飲み方は様々ですが、主に以下のような方法があります。
- A:1食を青汁に置き換える
- B:青汁しか飲まない
- C:食事にプラスアルファで飲む
Aは朝食と置き換えている人が多く、摂取カロリーを抑えられることが魅力です。就寝中は意外とカロリーを消費しているので、朝になると体はカロリー不足になっています。
朝に青汁を飲めば昼や夜より多くの栄養を吸収できる可能性が高く、スピーディーに効果を実感できるかもしれません。
Bは3食全てを青汁に置き換えて、絶食する方法です。初めて絶食する人は2~3日、経験者は1週間が目安の期間となります。
Cは「健康的な体を維持したい」と考えている健康志向の人に最適です。好きなものを食べながら青汁を摂取することで、栄養不足や栄養の偏りを防ぐことができます。
野菜不足の人は多めに飲むのもOK!
青汁は、野菜や果物を使っている商品がほとんどなので、これ以上飲んではいけないという上限がありません。ただし、食物繊維が豊富な青汁は飲み過ぎると便が緩くなってしまうため注意が必要です。
基本的には商品ごとに指定されている適量を目安にしてください。普段野菜を摂取している人は青汁の量を減らして、ランニングコストを抑える方法もアリです。
逆に野菜が不足している人は、少し多めに飲んでも構いません。具体的な量で言うと野菜を摂取している人はコップ半分くらいの約100ml、野菜不足の人はコップ2~3杯の360~450mlがベストです。
青汁を飲むとこんな効果があるかも!
青汁が健康的で体に良い飲み物だということは、誰もが知っていることですよね。しかし具体的に、どんな効果をもたらしてくれるのかみなさんはご存知でしょうか?
青汁を飲むことによって、健康面だけでなく美容・ダイエットにもさまざまな効果をもたらしてくれます。ここでは、青汁を飲むことでどんな効果があるのかご紹介していきましょう。
青汁によって得られる健康面の効果
青汁によって得られる健康面の効果は以下の通りです。
- 免疫力向上
- 血液サラサラ
- 高血圧予防
- ストレス軽減
- 腸内環境を整える
野菜や果物に豊富なビタミンCやビタミンEは、優れた抗酸化作用によって活性酸素を抑制します。活性酸素は遺伝子に刺激を与えて、病気を引き起こす物質です。
抗酸化作用で活性酸素が減少して免疫力がアップすると同時に、栄養バランスを整えることで体調の悪化を未然に防ぎます。コレステロール値が下がれば血液がサラサラになり、血圧の上昇を防ぐことも可能です。
さらに、自律神経のバランスを整えて、ストレスや精神的負担を軽減してくれます。食物繊維で腸内環境が整えば定期的に便が出て、老廃物を溜め込みにくい体と成り得ます。
青汁によって得られる美容・ダイエットの効果
健康面以外の、美容・ダイエットの効果は以下のの4点が挙げられます。
- アンチエイジング
- 美肌効果
- 髪の毛のハリがアップする
- 脂肪や糖質の吸収を抑制する
ビタミンCの抗酸化作用はシミの原因と成り得るメラニン色素の沈着を防ぎ、若々しい肌を保ってくれます。青汁には野菜やフルーツ以外に、海藻類を含んでいるものが多いです。
海藻類は保湿力に優れ、肌の潤いをキープしてくれます。さらに、亜鉛には髪の毛を丈夫にする効果があり、肌と髪の毛をまとめてケアすることが可能です。
ビタミンB群などの青汁に含まれている成分は脂肪や糖質の吸収を抑えて、脂肪の少ない体へサポートしてくれます。
原料は主に3種類!青汁商品の選び方
同じ青汁でも商品によって特徴や成分が様々なので、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。青汁を選ぶ時に注目するのは、次の4点となります。
- 原料
- 飲みやすさ
- 安全性
- 価格
この4つの項目を元に青汁の選び方をご紹介していきます。
原料から青汁を選ぶ
まず青汁の主な原料としては、以下の3種類が挙げられます。
- 青汁の代表的な3つの原料
- ・ケール
・大麦若葉
・明日葉
「ケール」は健康と美容の両方で効果を発揮するタイプです。「緑黄色野菜の王様」と呼ばれ、優れた抗酸化作用によってアンチエイジングや美肌効果を発揮します。その他に整腸作用・貧血予防・安眠といった効果があります。
総合ケアを得意とするケールに対して「大麦若葉」は美容、「明日葉」は健康に特化していることが特徴です。大麦若葉のSOD酵素は肌の老化を防ぎ、ビタミンCによってシミを予防してくれます。
一方の明日葉は疲労を回復するビタミンB1、ホルモンバランスを整えるビタミンB6、血糖値を下げるカルコンといった成分が含まれています。
メインの原料をチェックすれば青汁の主な効果を確認できるので、必ずチェックしてください。
飲みやすさから青汁を選ぶ
次に飲みやすさについて、青汁の独特の苦みはケールによって引き起こされています。そのため飲みやすさを重視する人は、クセのない大麦若葉や明日葉を使った青汁が最適です。
さらに、青汁は粉末・冷凍・ジュース・錠剤など、さまざまな形状で販売されています。メーカーから購入する場合は粉末タイプが多く、水・お湯・炭酸水など自分の好きなもので割って飲むことが可能です。
冷凍タイプは鮮度が良く、冷凍すれば約3ヶ月程度日持ちします。ジュースタイプはスーパーで販売されているケースがあるため、気軽に購入できることが特徴です。
錠剤は薬やサプリメント感覚で飲めるので、青汁が苦手な人でも問題ありません。このように形状によって飲みやすさや購入の仕方が異なり、自分の好みに合った形状を選ぶことがコツです。
安全性から青汁を選ぶ
安全性は原料や素材をどこから入手しているか調べることでチェックできます。日本は世界的に見ても食品に関するルールが厳しいので、一概には言えませんが国内産の方が安全性が高いです。
また、国内産なら鮮度が落ちにくいことも、安全性が高い理由の1つと言えます。その他に無農薬や有機栽培・添加物の有無を確認すると、安全な青汁を見つけることができます。
価格から青汁を選ぶ
最後に価格は15~30回分の青汁が入った商品を、1500~6000円で販売しているケースが多いです。目先の価格だけではなく、キャンペーンの有無や手数料を確認すると良いでしょう。
【青汁ランキング】自分に合った青汁探し!
青汁は、さまざまなメーカーから販売されています。メーカーによって原料や飲みやすさが異なります。
先ほどお話した『原料』、『飲みやすさ』、『安全性』、『価格』などを確認しながら、自分に合った青汁を探していきましょう。
ここからは、ランキング形式でいくつかおすすめの青汁をご紹介していきたいと思います!
1
MachaSALA スリムサポート青汁

- MachaSALA スリムサポート青汁
- 価格5,890円(税抜)容量120g
2
めっちゃぜいたくフルーツ青汁

- めっちゃぜいたくフルーツ青汁
- 価格5,980円(税抜)容量30包
3
ファンケルの本搾り青汁ベーシック

- ファンケルの本搾り青汁ベーシック
- 価格2,046円(税抜)容量10本
4
ステラの贅沢青汁

5
めっちゃたっぷり フルーツ青汁

- めっちゃたっぷり フルーツ青汁
- 価格5,980円(税抜)容量30包
6
ヤクルト 青汁のめぐり

- ヤクルト 青汁のめぐり
- 価格2,000円(税抜)容量7.5g×30袋
【まとめ】野菜不足は青汁を日課にすることで簡単に解消できる!
近年は、ストレス社会と呼ばれることも多く、規則正しい生活や栄養バランスの摂れた食生活を送れていないという人もたくさんいますね。
ついファストフードやコンビニ弁当などで済ませてしまう人もいると思います。しかし日々の健康を維持したりストレスを解消したりするためには、栄養バランスを考えた食生活が大切です。
毎日、野菜を摂取するのが大変な人や野菜嫌いの人は、なかなか栄養バランスを考えて食事を摂るのが大変ですが、『青汁』を取り入れれば簡単に不足しがちな栄養を摂取することができますよ!
青汁は、さまざまなメーカーから販売されており、原料や飲みやすさ、価格など違いがあります。今回のおすすめ青汁ランキングなどを参考にしながら、自分好みの青汁を探してみてください!