使わない人は使わない、化粧下地。今まで化粧下地を使ってきていない人は、これからも使いませんか?30代になったのをきっかけに、化粧下地を試してみるのもよいかもしれません。
1つ工程が増えるだけで様々な効果をもたらしてくれる化粧下地。どんな効果があるのでしょうか?
そもそも化粧下地とは?
みなさんはきちんと化粧下地を使っているでしょうか?20代の頃は化粧下地がなくても、肌の潤いやカバーはできたかもしれません。
ですが化粧をする前に化粧下地を塗ることで、様々な効果があるのです。
例えばネイルをするとき、爪の表面を削ったりベースコートを塗ってから、マニキュアを塗っていきますよね。それと同じで、化粧にもあらかじめ準備する段階があるのです。
その役割を担うのが、化粧下地ということになります。その後の化粧ノリを良くするためにも、化粧下地は欠かせない段階なのです。
化粧下地をしないと肌はどうなるの?
化粧品の成分は基本的に肌に悪い成分は入っていません。ですが、肌が弱い人には刺激が強い成分が入っていることは事実です。
化粧下地が肌荒れの原因を起こすこともあるので、しっかりと肌に合っているか見極める必要があります。特にUVカットをしてくれる化粧下地は、刺激が強い場合が多いです。
また、化粧下地をしないで直接肌に化粧品をのせると、化粧を落とす際、入念なクレンジングをしないと毛穴にファンデーションが溜まることがあります。
化粧下地は肌を平らにするだけでなく、余計なファンデーションが毛穴の中に浸透していくのを防ぐ効果もあり、クレンジングのときに落としやすくなるのです。
結果、化粧下地を使わなかったことで肌荒れやクレンジングの大変さ、更に化粧が落ちきらないことでの肌荒れ…と負のスパイラルにハマってしまう可能性があります。
化粧下地の様々な効果とは?
まずは化粧ノリ。先ほど書いたように、化粧下地は肌を平らにする役目を担っています。凹凸の存在する肌を真っ白なキャンバスのようにしてくれるので、化粧ノリが良くなるのです。
次に日焼け止め効果です。SPFやPAの数値が低い商品から高い数値の商品まで幅広くありますが、肌に直接のせることで日焼け止めの効果が最大限発揮されます。
基礎化粧品のあとに最初に肌にのせる化粧品、それが化粧下地なので日焼け止めの効果は抜群なのです。
そして最後に色味を整える効果です。もし肌荒れが酷く、肌全体が赤く染まったままいつもの化粧方法で化粧をしてしまうと、チークを塗ったときに赤すぎてしまったり、陰影がうまくつけられなかったり。様々な違和感が残ってしまいます。
自分の今の肌と向き合ってその肌の色に合わせた化粧下地を使うことで、随分と化粧の完成度が変わってくるのです。
肌の中間地点とも言われる30代。まだまだ化粧ノリは健在だから、とケアをしないでいると後々大変なことになります。見えていないうちにケアを始めましょう。化粧下地を選ぶためのポイントは4つあります。
ポイントは?良い化粧下地を見つけよう
潤い
まず第一に必要なのは「潤い」。マッドな肌が流行る時期ももちろんありますが、マッド肌を作り上げる際も下地は潤いが必要です。マッドな肌というのは乾燥肌のことではありませんので、どれだけ綺麗にマッドな肌を作るかは、肌の潤い加減で決まります。
ただ水分、美容液成分を含んでいるだけではいけません。水分を多く含む化粧品は崩れやすいのが一般的ですよね。その潤いがどれだけ長く保てるか、潤うけど化粧崩れしないかが大切になってきます。
カバー力
「カバー力」は30代に限らず、どの年代でも重視するものですよね。ですが毛穴が目立ちやすくなってくるのは30代からとよく言われます。
化粧下地の段階でさらっとした肌にしておくことで、その後にのせる化粧品の効果を最大限まで引き上げたいところ。そのためにはカバー力に優れた化粧下地を選ぶ必要があります。
また、ほどよくパールが入っている光をはじくような化粧下地を選ぶことで明るい肌に仕上がり、直接的なカバー力とはなりませんが、程よくカバーされた仕上がりの肌になるでしょう。
色味
見落としがちな「色味」。ファンデーションで色味を整えるのでは?と思ったあなたも正解なのですが、肌の調節は下地段階で整えておきましょう。
赤みが気になる人は緑の化粧下地、透明感が欲しい人は紫の化粧下地、肌に色味が足りない、肌を明るくしたい人はピンクの下地など、悩みに合わせてカラフルな化粧下地が出ています。
ファンデーションで完成させるイメージで、化粧下地から整えると、自然な肌が作れるのでおすすめですよ。
香り
「香り」も意外な盲点ではないでしょうか?潤い、カバー力、色味には劣るものの、化粧下地を選ぶ上で香りも大事なポイントです。
例えば、1日中化粧をしておく日に自分の1番嫌いな香りがどの化粧品よりも先に肌にのっていると想像してみてください。辛くはありませんか?
人間には五感というものがあるため、そのうちの1つである嗅覚を刺激するような化粧下地はつけていて快適ではありません。意外と香りも重要なのです。香水と同じですね。
人にまで香るほどの力はありませんが、やはり自分の好きな香りのものを選ぶように心がけましょう。
30代の方にオススメの化粧下地ランキング7選
化粧下地について説明してきましたが、結局どう選べばいいの?と感じた人もいるでしょう。
まずは、化粧下地を選ぶ重要ポイントの中から、これだけは外せないというポイントを1つ選んで、あとは金額任せというのもアリだと思います。
口コミや金額を合わせて、30代におすすめな化粧下地をランキングにしてみました。自分の肌に合うものがあれば、試してみてくださいね。
1
ミムラスムーススキンカバー

- ミムラスムーススキンカバー
- 価格4,200円(税抜)容量20g
もちろん、そんなカバー力が高い化粧下地のうえに色をのせていっても、厚塗りには見えない優れもの。
潤いが夜まで続き、高いカバー力でパリコレでも認められた化粧下地です。
2
シルキーカバーオイルブロック

- シルキーカバーオイルブロック
- 価格6,477円(税抜)容量28g
毛穴・しわをカバーしてなめらかな肌に仕上げるだけでなく、「シルクセリシンパウダー」が余分な皮脂を吸着してメイク崩れしにくくしてくれる効果も。
美容成分も配合されているのでメイクをしながらスキンケアも叶えてくれます。
3
アスタリフトパーフェクトUVプロテクター

- アスタリフトパーフェクトUVプロテクター
- 価格3,800円(税抜)容量30g
40代、50代の人にもおすすめですが、早めに肌対策をしたい30代にもおすすめな化粧下地です。乾燥も防げるので、特に乾燥しがちな秋、冬におすすめです。化粧下地に迷ったら、こちらの商品を試してみる価値あり!
4
アンブリオリス モイスチャークリーム

- アンブリオリス モイスチャークリーム
- 価格1,500円(税抜)容量30g
クリームと書いてある商品ですが、付け心地が軽いのでおすすめです。
5
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地

- プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地
- 価格2,800円(税抜)容量25ml
いつもと同じ化粧方法なのに、下地をこれに変えるだけで、お昼の化粧直しがいらなくなる優れものです。乾燥肌の人には少しマッドなので、乳液を混ぜて使う方法がおすすめです。
6
アルビオン リペアパーフェクションベース

- アルビオン リペアパーフェクションベース
- 価格6,000円(税抜)容量40g
化粧下地にしてはSPFやPAの数値が高めですが、塗り心地は軽めで、さらっとしていて気持ちがいいので肌への負担は少ないです。日焼け対策に力を入れたい人向けです。
7
ベアミネラル CRティンテッドジェルクリーム

- ベアミネラル CRティンテッドジェルクリーム
- 価格3,800円(税抜)容量35g
30代にぜひ欲しい、「軽い」、「潤う」の2大要素が簡単に叶う化粧下地ですね。
安価で買える化粧下地のまとめ
化粧下地ランキングはいかがでしたか?春夏秋冬問わず、化粧下地は大切なものでしっかりと塗る必要があります。
今まで肌に直接ファンデーションをのせていた人や日焼け止めで代用していた人、自分の肌にあったものを使ってなかった人など、30歳という年齢で1度、自分の肌と向き合ってみるのもいいかもしれませんね。
ひと昔前までは安価であると、肌に良くない成分が入っているのではないか?刺激が強いのではないか?発色が良くないのではないか?と様々な不安がつきものでしたが、今は安価であってもそのクオリティは高いといえるでしょう。
自分にどんな化粧下地が良いのか分からない場合は、安価で買える化粧下地からはじめて、だんだんと自分の肌の要望を聞いてあげてください。1歩大人になったあなたに合う、良い化粧下地に出会えますように。