今では毎日のように入浴剤を楽しむ人が増え「バブ」や「きき湯」などの定番の商品の他、豪華な入浴剤もたくさん発売されています。
入浴剤は種類が豊富で、どの入浴剤が良いか悩む人も多いでしょう。
そこで今回は入浴剤の基礎知識からおすすめの入浴剤6選をご紹介します。コスパから入浴剤の使用方法、選び方のポイントも参考にしてみてくださいね。
目次
- 1 入浴剤の効果とは?
- 1.1 入浴剤の泉質の違いで得られる効果
- 1.2 血行を高めてくれる炭酸ガス
- 2 漢方のような薬用植物系の入浴剤
- 2.1 酵素系入浴剤とは?
- 2.2 清涼系入浴剤とスキンケア系入浴剤とは?
- 3 20~40代におすすめ!心身をケアできる入浴剤ランキング12選
- 3.1 瞑想風呂 メディテーションバスα
- 3.2 ハイドロバブルバス
- 3.3 常備浴(薬用入浴剤)
- 3.4 水素のめぐり湯
- 3.5 アトプルーブ
- 3.6 ホットタブ重炭酸湯
- 3.7 イルコルポ ミネラルバスパウダー
- 3.8 贅沢泡とろ ジュエリーローズの香り
- 3.9 きき湯 ファインヒート レモングラスの香り
- 3.10 バブクール オリエンタルスパ
- 3.11 お塩のお風呂汗かきエステ気分 リラックスナイト
- 3.12 クナイプ バスソルト ラベンダーの香り
- 4 おすすめの入浴剤ランキングに関するまとめ
入浴剤の効果とは?
入浴剤とは、入浴によって得られる効果をより高めるものです。
お風呂に浸かることは、シャワーで体の汚れを落として清潔に保つのと同じ「清浄効果」を高める他、体を芯から温めることができます。
また入浴剤は香りが付いているものがほとんどで、体調に合わせて特別な香りを楽しむことができます。
入浴剤は香りもチェックして、五感で毎日の疲れを癒すのもいかがでしょうか。
入浴剤の泉質の違いで得られる効果
入浴剤の泉質のタイプ(実際の温泉の効果とは異なります)には硫酸ナトリウム・硫酸マグネシウム・炭酸ナトリウム・炭酸水素ナトリウム・炭酸カルシウム・塩化ナトリウムなどがあります。
基本的には粉末・顆粒状で、ものによっては液状タイプ・ローションタイプなどがあるのも面白いですね。
【泉質による効能の違い】
- 塩類
- 皮膚を保護して入浴後の保温効果を高めてくれます。
- 硫酸ナトリウム(芒硝)
- あせも、ひび、あかぎれ等のお肌の修復作用を高めます。
- 硫黄系
- 毛細血管を拡張して高血圧や動脈硬化に良いとされています。皮膚の角質を軟らかくする効果もあります。
- マグネシウム
- 血糖値低下や脳卒中や動脈硬化に効果があります。
- カルシウム
- 炎症を抑える抗炎作用や、イライラや興奮の鎮静作用が期待できます。
- 炭酸水素ナトリウム(重曹)
- 皮膚の汚れを乳化しやすくして、身体の洗浄効果を高めます。
尚、硫酸ナトリウム(芒硝)・硫酸マグネシウムなどは、皮膚の蛋白質(アミノ酸)と結合することでお肌を守り保温効果も高めます。
血行を高めてくれる炭酸ガス
入浴効果の代表的な効果には「血流促進」があります。
代表的な炭酸ガス系入浴剤は、体を温める・お肌を保護する他にも血管拡張作用があります。
炭酸ガスは、お湯に溶けると皮膚から吸収されて血管の筋肉にも効果的に働きかけます。
その結果、血管は拡張されて、血管が拡がった分だけ血流が良くなるのです。
すると、心臓から血液を送る負担が減り血圧も下がります(血圧が高い人は医師の指示に従ってください)。
そして血流量が上がれば、やはり身体の芯まで温まり新陳代謝も促進されます。
お肌のターンオーバーは促され、全身の疲れやだるさ、痛みの軽減にも役立つのです。
漢方のような薬用植物系の入浴剤
漢方にも使われるようなセンキュウ・トウキ・ボウフウ・ハッカ葉などの生薬は、西洋医学でも高く評価されています。
日本でも、昔からヨモギや柚子(ゆず)などの生薬を利用した薬湯が親しまれています。
生薬がもたらす独特な香りの働きと生薬のエキスによるアロマテラピー効果(芳香療法)は、リラックス効果を高めて自律神経を整えることにも役立ちます。
他にもトウキ・トウガラシ・センキュウなどには血行促進効果が認められています。
酵素系入浴剤とは?
酵素とは人の体内でも作られる物質です。
医薬品の消化剤・洗浄剤等に使用される酵素は、身体の余分なタンパク質・脂肪などを分解して消化・洗浄効果を高めます。
入浴剤の酵素は、お肌を優しく清浄して入浴効果を高めてくれます。
清涼系入浴剤とスキンケア系入浴剤とは?
セラミド・米胚芽油・スクワラン・ホホバ油・ミネラルオイル・植物エキス・米発酵エキスなどが有名な保湿成分は、お肌に吸着・浸透することで入浴と同時にスキンケアを行うことができます。
お肌がかさつく冬には、部屋が乾燥していることで入浴後にお肌の水分が失われてしまうことが多いです。
そんなときにも入浴剤で、お肌の水分が逃げないように保湿・保護できれば入浴後の潤いも保たれます。
しかし、入浴後の嫌なベタ付きが気になる方は、清涼系入浴剤で入浴後のお肌をサラッと仕上げても良さそうです。
20~40代におすすめ!心身をケアできる入浴剤ランキング12選
今では、食事や運動などの生活のひとつになっているお風呂。毎日温泉に行ったり身体を労わる機会が少なくても、家で贅沢な気分を味わえる入浴剤ならお手軽に心身をケアすることができます。
入浴剤はCMで気になっているものでも良し!ジャケ買いしても良しです!若い人に人気のLUSH(ラッシュ)の入浴剤はプレゼント用にも大人気!
入浴剤はパッケージの可愛さにも注目して癒しポイントを増やすのもいかがでしょうか。
1
瞑想風呂 メディテーションバスα

- 瞑想風呂 メディテーションバスα
- 価格1,800円(税抜)容量300ml
アロマの香りで癒されながらしっかりと保湿してくれる入浴剤です。
エモリネント成分・アロマ成分の層と保湿成分・生薬成分の層が絶妙なバランスで配合されています。入浴剤自体はグリーンですが、お湯に入れると乳白色に変化します。
2
ハイドロバブルバス

肌本来の保水力を引き出してくれるので、潤いを与えるだけでなく潤いを生み出す肌になるのを助けてくれるのだとか。
お湯に溶かして5分ほどで高濃度な水素を発生させて、長時間持続するためしっかり汗もかくことができます。
3
常備浴(薬用入浴剤)

- 常備浴(薬用入浴剤)
- 価格3,600円(税抜)
10種類の生薬・ハーブを配合していてリウマチ・神経痛・腰痛・ニキビ・湿疹・荒れ性などに効果がある医薬部外品。
自宅にいながら温泉に浸かっているような気分になれるので、身体の疲れや肌荒れの悩みがある人におすすめです。
4
水素のめぐり湯

身体をあたためる温熱作用以外にもストレス軽減の浮力作用、水素による血行促進で自然のマッサージを受けているような効果も。
妊活中のママはもちろん、家族での使用にもおすすめです。
5
アトプルーブ

生薬草の香りなので少し好みはあるかもしれませんが、乾燥や敏感肌に悩む人にはぴったりです。
色が褐色なので薬湯っぽさがあって見た目からして身体に良さそうです。
6
ホットタブ重炭酸湯

冷え性や肩こりなどの血流の悪さを改善する重炭酸入浴法で、身体を芯まで温め、冷え性・肩こり・腰痛など結構の悪さからくる体の負担を和らげてくれます。
7
イルコルポ ミネラルバスパウダー

- イルコルポ ミネラルバスパウダー
- 価格1,600円(税抜)容量6包
1回の入浴で30分ウォーキングと同じカロリー消費ができる!ということでダイエットに利用する人も多いのだとか。保湿だけでなく古くなった角質も除去してくれるのでお肌をすべすべにしたい人におすすめです。
8
贅沢泡とろ ジュエリーローズの香り

- 贅沢泡とろ ジュエリーローズの香り
- 価格180円(税抜)容量30g
お風呂に入る前から楽しめる入浴剤です。5cmほどお湯を溜めたら入浴剤を入れて、よくかき混ぜ、蛇口やシャワーから勢いよくお湯を足していきます。すると表面に泡がぶくぶく出来て見ていて飽きません。入浴中に「泡が減ってきたな」と思ったら、また勢いよくお湯を注ぐことで泡立ちが復活します!
入浴中は美肌成分配合のとろみ泡がお肌の潤いをキープ!背中などの自分ではお手入れしにくいところも簡単にスキンケアできますよ。優しいローズの香りは、疲れた日に最高の入浴剤です。
9
きき湯 ファインヒート レモングラスの香り

- きき湯 ファインヒート レモングラスの香り
- 価格141円(税抜)容量50g
きき湯のファインヒートは温浴効果を高めて血行促進!冷え性や疲労感、肩こり・腰痛にもおすすめの入浴剤です。プレミアムEX処方は発汗・代謝促進効果もバッチリ!
ジンジャー末・温泉ミネラル(硫酸ナトリウム)の有効成分は、体を芯まで温めて入浴後の温まり感が持続します。
ゴロゴロとした大きな粒の入浴剤はギッシリ詰まっていて、それを浴槽に入れた時のわくわく感が堪らない!ただ、お子さんがいるご家庭では、お菓子と間違えて食べてしまうこともありそうです。入浴剤は、お子さんの手の届かないところに保管してくださいね。
きき湯 ファインヒートの超発泡は、広範囲にまいた粒から緩やかな泡立ちを楽しむことができます。
定番の「きき湯」の約4倍の濃厚炭酸湯で、普段よりも発汗効果が実感でき入浴の満足感もアップ!
レモングラスの香りはリラックス効果と疲労回復に最適!多好感アップにも繋がると思います。
入浴剤は、お湯の量に合わせて粒の量が変えられるので半身浴の時にも良い塩梅で楽しむことができます。
10
バブクール オリエンタルスパ

- バブクール オリエンタルスパ
- 価格303円(税抜)容量12錠
夏は入浴後もベタ付くことなく、サラサラ肌に仕上がります。秋もすーすーする感じが無くてクール過ぎないのも嬉しいですね。夏のエアコンによる冷えや季節の代わり目、だるい日にもおすすめの入浴剤です。香りはマンゴスチンが大人気!南国の香りを贅沢に楽しめるのはバブクール オリエンタルスパだけ!
11
お塩のお風呂汗かきエステ気分 リラックスナイト

- お塩のお風呂汗かきエステ気分 リラックスナイト
- 価格554円(税抜)容量500g
天然海塩のお風呂でくつろぎ上質な睡眠が期待できます。死海の塩は肌のひきしめてくれて、ラベンダーエキス・タイムエキス・ホップエキスがしっかりと保湿。リラックスハーブの香りとミッドナイトブルーの色でリラックスナイトの完成です!
リラックスナイトでは、自然の中でうたた寝してしまったときのような癒しのひとときを楽しむことができます。ただ強めのエステ気分を味わいたい方には物足りなく感じてしまう事もあるようです。
12
クナイプ バスソルト ラベンダーの香り

- クナイプ バスソルト ラベンダーの香り
- 価格150円(税抜)容量40g
少々お高めの入浴剤は、特別な日の1包にすればお手軽に使用することができます。定番の1包タイプの入浴剤なら日によって異なる香りを楽しめるのも良いですよね。香りがやさしいので、旦那様やお子さんがいるご家庭にも喜ばれている商品です。
クナイプ バスソルトに含まれるソルト(塩)は適度な発汗効果も高めてくれます。
おすすめの入浴剤ランキングに関するまとめ
入浴剤を買うときのポイントは、日頃から入浴剤を使う人と特別な日に楽しみたい人で異なってくると思います。
入浴剤を毎日入れたい人はお徳用パック、週1で楽しみたい人や普段と違う泉質を楽しみたい人は贅沢な1包タイプの入浴剤が良いかもしれません。
香りもリラックスしたいときにはラベンダーやローズ、睡眠前にはカモミール、落ち込んでしまう日にはレモンや柚子の香りがおすすめです。
男性でも抵抗なく使用できるものは森の香りや石鹸の香りの入浴剤だと思います。
1日の最後には、日中の疲れを癒す上品な香りでリラックス効果を高めるのもいかがでしょうか。
上質な眠りに誘うには、少しぬるめのお湯に半身浴でゆっくり浸かるのが大切!
睡眠の質が良くないときには特に、入浴剤の力を借りて副交感神経をアップさせることをおすすめします。
これからの寒い季節には身体を芯から温めてくれる入浴剤が良いですね。
個人的には「きき湯 ファインヒート」シリーズでゆっくりお風呂に浸かるのが大好きです!
入浴剤は季節や身体の症状に合わせて、スキンケアと心身のケアを行うのはいかがでしょうか。