「自分に合ったファンデーションが分からない……」
そんな悩みを持っている人もいますよね。
中には、「何気なく選んだファンデーションをなんとなく使い続けている」という人もいるかもしれませんが、ファンデーションは自分に合ったものを使わないと顔の印象が悪くなってしまう原因になります。
だからこそ、ファンデーションの色や種類をしっかりチェックすることが大切です。
そこで今回は自分に合ったファンデーションを見つけるために、年代や肌質に応じたファンデーションの選び方をご紹介致します。
ぜひ参考にして、自分に合ったピッタリのファンデーションを見つけて下さいね。
ファンデーションの種類
ファンデーション選びの前に、まずどのような種類のファンデーションがあるのかを知っておきましょう。
ファンデーションには粉状のものから液体状のものまで種類はさまざまです。
まずはそれぞれのファンデーションの特徴についてお伝えしていきます。
- パウダーファンデーション
- リキッドファンデーション
- クリームファンデーション
- クッションファンデーション
- ミネラルファンデーション
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは粉末状のファンデーションを固めた形状のファンデーションです。
プレスドファンデーションとも呼ばれていて、もっともメジャーなファンデーションと言えるでしょう。
持ち運びが便利なコンパクトに入っているのものが多く、余分な皮脂を吸い取ってくれるため汗などで崩れにくいのが特徴です。
化粧下地やルースパウダーと一緒に使用するのが基本です。
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションは水分や油分が多い乳液のようなタイプのファンデーション。
肌への密着度が高いのでシミやシワもしっかりカバーでき、ツヤ感のある肌に仕上げてくれます。
また、水分と油分を含んでいるからこそ保湿効果がパウダータイプの物よりも高く、乾燥しにくいという特徴があります。
仕上げにルースパウダーを塗ることでマットな仕上がりにすることもできます。
クリームファンデーション
クリームファンデーションはリキッドファンデーションよりも水分が少なくクリームのようにふわっとしたテクスチャーになっています。
シミや毛穴、ニキビ跡などをカバーしたい人はクリームファンデーションを選ぶと良いでしょう。
リキッドファンデーションよりも油分が多く含まれているので保湿力が高く、乾燥しやすい肌の人にもおすすめ。
保湿をしっかりしてから塗ることでムラになりにくく仕上がりがキレイになります。
クッションファンデーション
クッションファンデーションはリキッドファンデーションを柔らかいスポンジに染み込ませたタイプのもの。
化粧下地なしでそのまま塗れるタイプが多く、液体タイプなのに手を汚さずに塗ることができます。
ミネラルファンデーション
ミネラルファンデーションは酸化鉄や酸化チタン、マイカやシリカなど主成分が天然の鉱物になっているファンデーションです。
天然由来の成分なので、刺激が少なく肌への負担が少ないのが特徴。
洗顔やお湯で落ちるクレンジング不要なタイプの物もあります。
ただ、「ミネラルファンデーション」の表記が合っても製品によってはミネラル100%ではないものもあるので注意しましょう。
敏感肌、アレルギー体質の人は原料をチェックしてから使用すると安心です。
年代別ファンデーションの選び方
肌は年齢と共に変わっていくもの。
「ファンデーションはずっと同じものを使っている」という人がいるかもしれませんが、年齢による肌の変化に応じて自分に合ったものを選ぶのが大切です。
そこでこの項目では、年代ごとの肌の特徴とファンデーション選びのポイントを紹介します。
10代におすすめのファンデーション
10代の肌はファンデーションをつけない素肌でも十分キレイな人が多いです。
カバー力のあるファンデーションを選ぶよりはナチュラルに仕上げてくれるパウダーファンデーションを薄く付けると良いでしょう。
パウダーファンデーションは比較的皮脂の多い10代の肌のテカリを抑えて肌を整えてくれます。
また、ファンデーションを使わずに日焼け止めの上からフェイスパウダーを使うのもおすすめです。
20代におすすめのファンデーション
20代は肌の変化が起こりやすい時期。
季節や生活習慣などによっても肌の状態が大きく変わってしまうため、そのときの自分の肌悩みに応じてファンデーションを選ぶのが正解です。
また、自分がなりたい肌に合わせたファンデーションを選ぶと良いでしょう。
ツヤのある肌を目指したい人はリキッドファンデーションやクッションファンデーション、マットな肌を目指したい人はパウダーファンデーションがおすすめです。
休日など肌を休ませたい日はミネラルファンデーションを利用するなど気分に合わせても良いですね。
30代におすすめのファンデーション
30代は20代とは違うたるみや小ジワ、シミなどが気になり始める時期。
ファンデーションは肌トラブルに応じたものだけでなく、肌をキレイに見せてくれるツヤ感・透明感を演出してくれるカバー力の高いものを選びましょう。
中でも、手軽にツヤ感を出してくれるクッションファンデーションや、保湿力の高いリキッドファンデーションなどがおすすめです。
40代におすすめのファンデーション
40代の肌はたるみ・シワ・シミなどの悩みが増えるだけでなく乾燥しやすくなります。
だからこそファンデーションも保湿力の高いリキッドファンデーションやクリームファンデーションがおすすめです。
逆にパウダーファンデーションやミネラルファンデーションなどは粉が浮いてしまいがちなのであまりおすすめしません。
肌質別ファンデーションの選び方
人によって乾燥しやすい、テカリやすい…などなど、肌の悩みはさまざまです。
ここでは乾燥肌・脂性肌(オイリー肌)・2つが合わさった混合肌・敏感肌……それぞれの肌質に合わせたおすすめのファンデーションを紹介していきます。
乾燥肌の人におすすめのファンデーション
肌表面がカサカサしていたり皮がめくれてしまっていたりする人は乾燥肌が理由の人が多いです。
そのように肌が乾燥しやすい人は保湿力の高いファンデーションを選ぶようにしましょう。
リキッドファンデーションやクリームファンデーションなら肌をカバーするだけでなく、保湿も叶えてくれるのでおすすめです。
反対にパウダーファンデーションは肌表面の皮脂を吸収して余計に乾燥しやすくなります。
保湿成分が配合されているかをチェックして、できる限り乾燥を防ぐようにしましょう。
脂性肌(オイリー肌)の人におすすめのファンデーション
肌がテカリやすい、化粧崩れがおきやすい、という脂性肌の人はパウダーファンデーションがおすすめです。
パウダーファンデーションは肌表面の余分な皮脂を吸収して、化粧崩れがおきにくくしてくれます。
反対にリキッドファンデーションやクリームファンデーションは油分が多いため、肌の皮脂と合わさってしまい化粧が崩れやすくなります。
特に皮脂が気になるおでこや鼻筋などのTゾーンは、パウダーファンデーションと一緒にフェイスパウダーを使用するとさらに化粧が崩れにくくなるのでおすすめです。
混合肌の人におすすめのファンデーション
乾燥しやすい部分とテカリやすい部分の両方がある混合肌の人は、それぞれの場所の肌質に合わせてファンデーションを使い分けるのが大切です。
ポイントは以下の通り。
・テカリやすいTゾーン(おでこ・鼻筋)はパウダーファンデーションを利用する
・乾燥しやすいゾーン(ほほ・アゴなど)はリキッドファンデーションを利用する
「2種類のファンデーションを使うのはちょっと面倒……」という人はリキッドファンデーションをTゾーンのみ薄く伸ばして付けるのがおすすめです。
敏感肌の人におすすめのファンデーション
敏感肌の人はなるべく肌に刺激や負担をかけないために、クレンジング不要なものを選ぶのがBEST。
肌への刺激が少ないミネラルファンデーションや、保湿成分の入ったパウダーファンデーションがおすすめです。
カバー力の高いリキッドファンデーションやクリームファンデーションはクレンジング時に肌へ負担をかけてしまいがちなので避けるようにしましょう。
自分に合ったファンデーションの色(カラー)の選び方
ドラッグストアなんかでたまに手の甲でファンデーションを試して選んでいる人を見かけます。
実は、この選び方では色が浮くなどファンデーションに失敗しがちです。
なぜなら手の甲の色と顔の色は異なるからです。
ファンデーションの色を選ぶときは以下でご紹介しているポイントに注意して選んでください。
ファンデーションの色チェックはフェイスラインでするのが正解!
- ファンデーションの色を確認する時はフェイスラインで試す
- 照明が明るい場所で試す
フェイスラインは日焼けや血行による肌色の変化を受けにくく、本来の肌色が見やすい部分になっています。
顔の表面だけで試してしまうと、首との色が違いすぎて顔だけ色が浮いている……ということになりかねません。
ファンデーションの色を試す時は、耳の下からアゴにかけてのフェイスラインへ縦に伸ばす形で色をチェックして、顔と首の両方で違和感なくなじむカラーを選びましょう。
まとめ
種類もカラーも豊富なファンデーション。
イメージを変えたいと思うときなどはついチークやシャドウなどのポイントメイクに意識が向いてしまいますが、実はファンデーションに何を使うかで顔全体の印象は大きく変わります。
だからこそ、自分に合ったカラーや種類を選ぶことが大切。
ぜひ今回の記事を参考に、自分に合ったファンデーションを見つけて理想の肌を目指してくださいね。
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