みなさんはどんなヘアミストを使用していますか?
選ぶときにはどのような基準をお持ちでしょうか?
今回はヘアミストを愛用している人から使用したことのない人まで、知識を深めるためにヘアミストについてまとめてみました。
ヘアケア商品以外としても使用できるヘアミスト。
そんなヘアミストについて勉強していきませんか?
目次
ヘアミストの効能と使用方法
ヘアケア商品といえば多くの商品がありますが、中でも使用しやすいのがこの「ヘアミスト」。
商品が多すぎてどのヘアミストがどんな効果なのか詳しく知らないまま使っているという人も多いはず。
そんなヘアミストの効果や使用方法について解説していきます。
正しく使うことで効果を発揮しやすくなるものなので、一度読んで使用方法を見直してみることもおすすめです。
ヘアミストの効能とは?
ヘアミストは、トリートメント効果などを含む液体を細かいミスト状にして直接髪の毛に吹きかけることで、髪本来のハリやコシを蘇らせる商品です。
UVカットができるような商品もあり、使用目的によって発揮する効能も変わります。
ヘアオイルとヘアミストの違いを理解していない人がかなり多いのですが、ヘアオイルの主成分は鉱物湯やエステルなどの油剤であり、ヘアミストの主成分は水と水溶性のアルコールです。
そのためヘアミストは付け心地が軽いという利点があります。
お出かけ前のヘアケアには油性のヘアオイルよりも、ヘアミストを使用することで髪型のふんわり感が保たれやすくなるのです。
髪の広がりに悩む人はヘアオイルを使用しましょう。
ヘアミスト効果が最大限発揮される使用方法とは?
ヘアミストが最大限効果を発揮するときは髪の毛が湿っている状態です。
「湿っている」とは洗髪後のタオルドライの状態。
髪の毛が濡れていることでトリートメント効果が高まるのです。
髪の毛を湿らした状態でヘアミストを吹きかけ、自然乾燥ではなくドライヤーで髪の毛を乾かしましょう。
このとき、毛先ではなく頭皮を乾かすイメージでドライヤーを充てると、熱で髪の毛が傷むことを最小限に抑えられますよ。
また、寝る前だけでなく朝の支度前にもヘアミストは最適です。
外気には意外とゴミが混ざっており、髪の毛が空気に触れているだけで傷つきます。
肌に日焼け止めを塗るような感覚で、髪の毛もケアするとさらさら感が長持ちしますよ。
ヘアミストの保管方法とは?
ヘアミストの保管方法は、「日の当たらない涼しい場所」に置いておくのが基本です。
容器によっては、外気の温度で爆発してしまうこともあるほど危険なもの。
プラスチックの容器の場合は、直接日の当たる場所に保管してしまうとヘアミストの液体の温度が上下して、成分の効果が保てなくなることもあるのです。
例えば洗面台に付属されている収納棚や、ドレッサーの引き出しの中など日の当たらない涼しい場所を見つけて保管しておきましょう。
ヘアミストの選び方
ではヘアミストはどのようなものを選べばいいのでしょうか?
効果を知り、自分に合ったものを使用することがヘアミストの最適な方法です。
他にもありますが、ヘアミストを選ぶ基準の例を3つご紹介します。
どんな効果が期待されるか
上記でも述べたように、ヘアミストの主成分は水とエタノールでした。
エタノールは揮発性が高いため、水よりも気化しやすくヘアミスト本来の成分が髪に残留しやすいということが利点でしたよね。
ではどのような90%が気化した後に残る成分の中で、どのようなものがどんな効果を発揮するのか見ていきましょう。
成分名 | しっとり | つやつや | さらさら |
---|---|---|---|
グリセリン | – | – | 〇 |
ジメチコン | 〇 | 〇 | – |
アーモンド油 | – | 〇 | 〇 |
ステアリン酸PEG-100 | 〇 | – | – |
セトリモ二ウムクロリド | 〇 | – | 〇 |
シクロメチコン | – | 〇 | – |
シア脂 | 〇 | – | – |
オレンジ油 | 〇 | – | 〇 |
ある商品に含まれている成分を書き出してみたのですが、しっとり成分がやや多いという結果になりました。
これほど「しっとり」「つやつや」「さらさら」成分が含まれていると90%が気化してしまっても、しっかり髪に成分が残留し効果を与えます。
このように、成分が与える効果を知り、内容を見てヘアミストを判断するという手段があります。
自分の髪につけるものなので何も知らないのは危なくありませんか?
どんな香りか
人間の5感、嗅覚に訴えかける「香り」。
基本的には不快になるような香りがヘアミストに使用されることはありませんが、個人的に苦手な香りがありますよね。
今では1日中香りをキープすると謳った商品もあり、苦手な香りが1日中続くことのないように、テスターなどでしっかり香りを確認しましょう。
さらさらタイプかしっとりタイプか
上記でも紹介しましたが、さらさらタイプかしっとりタイプかを把握しておくとよいでしょう。
髪の毛が細くふんわり感を出したい人がしっとりタイプのヘアミストを使うと、頭が重く不潔な印象になりかねません。
またその反対に、髪の広がりに悩んでいる人がさらさらタイプのヘアミストを使用しても、潤う以外の効果はあまり期待できません。
自分の髪質がどちらのタイプと合うのかを考えてから購入すると、失敗が少なくなりますよ。
おすすめヘアミストランキング
1
ミスジョアンジュ ヘア&ボディコロン

- ミスジョアンジュ ヘア&ボディコロン
- 価格1,280円(税抜)容量120ml
7種の香り展開で、ラメの入っているものや日焼け対策用のヘアミストもあります。どんなものが良いか検討して購入することをおすすめします。まとまりのある髪の毛が1日中キープされますよ。
2
アクアシャボン ヘアー&ボディミスト ウォータリーシャンプーの香り

- アクアシャボン ヘアー&ボディミスト ウォータリーシャンプーの香り
- 価格1,200円(税抜)容量150ml
1番の人気商品は、水色のボトルに入っている「シャンプーフローラルの香り」。すれ違うときにふわっと香るのが特徴的です。香水代わりに使用する人も多いこのヘアミストは、香りが長続きするような設計になっています。
3
ポール&ジョーボーテ ヘア&ボディミスト

- ポール&ジョーボーテ ヘア&ボディミスト
- 価格1,500円(税抜)容量60ml
60mlで1500円という決して安くない価格設定ですが、PAUL&JOEの香りは1度ハマってしまうと抜け出せなくなるような魅力があります。逆に、美容に詳しくない人でも知っているほどのブランド力でここまで安心価格にできるのは、ユーザーからするととても有難いことではないでしょうか?
4
パルフェタムールピュリエット レディマルグリット フレグランス ヘア&ボディミスト

- パルフェタムールピュリエット レディマルグリット フレグランス ヘア&ボディミスト
- 価格1,200円(税抜)容量100ml
女の子なら1度は憧れるかたちの容器を採用しており、色、香り、使いやすさの3点を見事に叶えているヘアミストとなっています。
5
クリスチャンディオール ジャドール ヘアミスト

- クリスチャンディオール ジャドール ヘアミスト
- 価格5,000円(税抜)容量 40ml
色は淡いピンクで、この1アイテムを持っているだけでガーリーになれるという優れもの。ヘアミストといってもかわいいものを持っていると気分が高揚するのが女性ですよね。そんな女性の心を最も気遣っている商品とも言えるのです。
さらさら髪に欠かせないヘアミストまとめ
いかがだったでしょうか?
ヘアケア商品としてイメージしやすいヘアミストですが、現代は研究や改良が重ねられて香水やスタイリングの前準備のようにイメージされるほど印象が変わってきました。
ヘアケア商品として考えずに、香水やスタイリング剤としてヘアミストを選ぶようにするとまた使用用途に変化が生まれ楽しいかもしれませんよ。