乾燥肌になりやすい人や肌が荒れやすい人にとっては保湿が欠かせないのではないでしょうか。保湿効果が高く美容にも良いものとして挙げられるのが化粧水です。
しかし、化粧水の種類は豊富にあるため、何を使えば高い効果が得られるかが分からないという方もいるでしょう。そこで今回は保湿効果の高い化粧水を紹介していきます。
化粧水の役割とメリット
化粧水の担う役割となっているのが肌を保湿することと皮膚を柔らかくすることです。化粧水を使用することによって角質がほぐされて柔らかくなり、美容成分が肌に浸透しやすくなるという効果を生み出します。
化粧水を使うことで得られるメリットとしては他の美容液が浸透しやすくなっていることでしょう。化粧水の特性である美容成分の浸透力を高める効果は他の美容液を使うときにも役立ちます。
そのため化粧水を使用した後に他の美容液を使用するという方法が相乗効果を生み出し、美肌効果が高まるでしょう。
また、洗顔を行ったことによって生じる過剰な皮脂の分泌を抑えてくれる効果も持っています。過剰な皮脂の分泌が肌荒れを起こしているケースも考えられるので、肌荒れを改善したい人には適している美容アイテムです。
日本と欧米での化粧水に対する認識の違い
化粧水の認識は日本と欧米では異なり、日本で開発されている化粧水は保湿効果を得られることを目的とした商品が中心になっています。これは日本の水質に対しては保湿効果を高めておくのが良いと考えられているからです。
欧米は水質や風土の観点から日本との違いが生じています。それにより欧米では化粧水は保湿するものではなく、汚れを拭きとるものという考え方が広まっています。
この認識の違いから、欧米では保湿効果を得られる化粧水の商品が見つかりにくいということがあります。
そのため、保湿効果を得られる化粧水を探している際には海外メーカーの化粧水ではなく、日本製の化粧水を探して購入する方が美肌への効果が期待できるかもしれません。
自分に合った化粧水を選ぼう
化粧水ならどんなものでも美肌効果を高められるわけではありません。自分に合った化粧水を選ぶことで、より高い効果を期待できるようになります。
選び方のコツとしては自分の症状を知って、それに合わせたものを選ぶのがベストです。例えば乾燥しやすい人は潤いに重点を置いている商品を選ぶのがおすすめとなります。
具体的にはセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分が多く含まれている商品を選べば乾燥した肌に馴染みやすく潤いが得られやすいです。
また、日焼けによって生じたシミやそばかすを気にしている人は美白化粧水が良いでしょう。美白化粧水にはビタミンC誘導体やアルブチン、ルシノール、トラネキサム酸といったシミやそばかすを防ぐことのできる成分が含まれているので、症状が改善しやすくなっています。
顔のテカリが気になる人も化粧水で保湿するのが大切
顔のテカリが気になる人には収れん化粧水が合うでしょう。顔のテカリは皮脂が出ていることによって起きています。テカリを気にして保湿をしない人もいるかもしれませんが、それは逆効果となり、さらに皮脂が出やすくなるので保湿を徹底しておくべきです。
収れん化粧水はさっぱり系の化粧水なので使用後のべたつきが気になる方にも適しています。さらに、デリケートなタイプの肌である方は保湿成分を持っていてシンプルな配合が行われている商品を手に取るのが良いでしょう。
繊細な肌を守るには保湿が必要ですが、偏った配合を行なっているものを使うと肌荒れに繋がる可能性も考えられます。デリケートな肌になっている方はテスターやサンプルで試してから購入するのもおすすめです。
化粧水は正しく使うことが大事
化粧水にも正しい使い方というものがあります。化粧水の付け方は素手で行うタイプとコットンを使用するタイプに分かれます。手を使う場合は最初に石鹸やハンドソープで手を清潔にするところから始めます。
手を洗った後に重要なポイントとして挙げられるのが手を温めることです。洗面器にお湯を入れて温めるのが良いでしょう。これは手が冷えていると肌に対する刺激が強くなってしまうためです。
温め終えた手に適量の化粧水を取り、手のひら全体に広げます。このときに適量の化粧水を2分の1か3分の1程度に分けて使う方が肌への馴染みが良くなるでしょう。
手のひらに広げた化粧水を顔全体に伸ばすときにもポイントがあります。乾燥しやすい顎や頬から額を通って鼻へと浸透させていくのが効果的です。
面積の広いところには手のひらを使っていき、目元や鼻の脇にかかる辺りには指の腹で優しく馴染ませます。慌てずに時間をかけて浸透させていくのがコツです。
細かい部分や気になるところには重ねて使用すると、その部分の保湿効果が高くなるでしょう。全ての部分に馴染ませた後に両手で顔全体を包みます。10秒から15秒程度が目安です。
コットンを使った化粧水の使い方
コットンの場合は適量の化粧水をコットンにつけるところから始まります。目安としてはコットンの裏側が濡れる程度が良いです。化粧水を付けたコットンを顔の中心から外側へと押し当てるように使います。
コットンで化粧水を塗り終えたら、コットンパックを行うかハンドプレスがおすすめです。コットンパックはコットンに化粧水を足すだけでできるので簡単でしょう。
ハンドプレスは手で付けたときと同様に10秒~15秒の間、顔全体を両手で包むだけです。
化粧水を付けるタイミングも考えよう
化粧水を付けるタイミングは洗顔の後がベストです。洗顔によって顔の皮脂が少なくなっており、肌が乾燥している状態なので保湿する必要があります。
このタイミングで化粧水を付けないで長い時間放っておくと肌の乾燥が進行していきやすいです。長期間の放置は化粧水の馴染み方にも悪影響を及ぼします。
このようなデメリットを生み出さないためにも洗顔を行なった後はできる限り早いタイミングで化粧水を使用する方が良いでしょう。
洗顔後、化粧水を付ける前に水分をしっかりと取る
洗顔後化粧水を使うときには顔の水分をしっかり拭き取っておく必要があります。顔に水分が残っていると化粧水の保湿効果が薄められてしまうので、化粧水の効果を高めるためにも水分の拭き取りは丁寧に行いましょう。
このときに柔らかいタオルで拭き取るのも重要です。洗顔後の肌は敏感になっており、柔らかいタオルで優しく包み込むように拭き取ることで肌を傷を付けるリスクを回避できます。
美肌効果を高めてくれる化粧水ランキング
美肌を手に入れるためには、日々のお手入れが大切です。そのお手入れの一環として化粧水を使うことが欠かせないわけですが、化粧水にもさまざまな商品が存在しますね。
人それぞれ肌質や症状に合わせて化粧水を選ぶことが大切ですが、実際に使ってみないことには自分に合っているかどうか判断が難しいところです。
そこでここからは、みなさんが自分に合った化粧水を見つけやすいように、おすすめの化粧水をランキング形式で5商品紹介していきたいと思います。
1
SK-IIフェイシャル トリートメント エッセンス

- SK-IIフェイシャル トリートメント エッセンス
- 価格8,500円(税抜)容量75ml
2
ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)

- ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)
- 価格650円(税抜)容量500ml
3
アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル

- アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル
- 価格3,500円(税抜)容量110ml
4
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ

- 無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
- 価格648円(税抜)容量200ml
5
ザ・タイムR アクア

- ザ・タイムR アクア
- 価格4,000円(税抜)容量200mL
【まとめ】化粧水は自分の肌に合わせて選ぼう
保湿は、肌だけでなく髪の毛や唇などさまざまな部分に必要な要素です。乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こすだけでなく、痒みや粉ふきなどにも繋がるので毎日の保湿が大切です。
スキンケアを行う際は、化粧水を使うことはもちろん、乳液や美容液なども合わせて使うようにしましょう。そしてきちんと自分に合った化粧水を選ぶことが何よりも大切です。
人によって乾燥肌の人や脂性肌、敏感肌の人など、いろんな肌質を持っていると思います。今回紹介した化粧水の選び方を元に、ぜひ自分にぴったりな化粧水を見つけてくださいね。