スキンケアのマストアイテムである化粧水は、数ある化粧品の中でも特に種類が多いです。バリエーション豊富な化粧水は、スプレータイプの商品が展開されています。
このスプレータイプの化粧水を「ミスト」と呼ぶのが一般的です。今回はミストの魅力から選び方や使い方まで、まとめて紹介します。
最後には具体的な商品を紹介するので、実際に購入してみたい人は参考にしてください。
ミストの魅力とは?
スプレータイプの化粧水である「ミスト」は、霧状の化粧水を付けられることが特徴です。手やコットンで化粧水を塗るより細かく、均一に化粧水を馴染ませられるメリットがあります。
さらに、コットンに化粧水を馴染ませる必要がなく、手間がかからないことも魅力です。手で軽くプッシュするだけで化粧水が馴染み、時間を短縮できます。
特に忙しい朝は時間短縮のために、ミストを使っている人が多く見られます。
ミストの主な魅力は以下の3点です。
- 肌を保湿してくれる
- メイク崩れを防げる
- 清潔な状態で使用できる
ミストは乾燥肌の人におすすめ!
ミストは一般的な化粧水より保湿力に優れている商品が多く、乾燥肌の人に向いています。普通肌やオイリー肌の人も冬場は空気が乾燥して肌の保湿力が弱まっているので、ミストを使うのが得策です。
ミストはファンデーションの粉っぽさを軽減し、メイクを長持ちさせてくれます。スプレーは容器の特性上、ミストが完全に密閉されています。常に清潔な状態でミストを吹き付けられるため、安全性が高いことも魅力の1つです。
どっちが自分向き?ガス入りタイプorウォータータイプ!
ミストは次の2種類があります。
- ガス入りタイプ
- ウォータータイプ
ガス入りタイプは窒素や炭酸ガスを入れることでミストを均一に出すことが可能です。化粧水が肌にしっかり浸透するので、効果の高さを求める人に向いています。
一方のウォータータイプはスプレーポンプを使って、化粧水が霧状で噴射されるようになっています。詰め替えが簡単で、外出先に持って行きやすいことがメリットです。
また、市場ではウォータータイプの商品が数多く販売されているので、商品を選びやすい特徴があります。
ミストはバリエーション豊富!
ミストをさらに細かく分類すると、以下のような種類があります。
- ナチュラルタイプ
- 保湿タイプ
- 美容タイプ
- 泡タイプ
- 香りタイプ
ミストは温泉水や名水など、化粧水の水にこだわった商品が多いです。質の高い水を使っているミストは安全性が高く、ナチュラルタイプに分類されます。
保湿成分にこだわっている場合は保湿タイプ、肌を引き締める・キメを整えるといった美容効果を重視しているなら美容タイプのミストです。霧状ではなく、泡状で出て来る個性的なミストも販売されています。
その他に気分をリフレッシュしたい時に使用する、香りにこだわった商品も多く見られます。
商品を購入する時のポイント4選
ミストを選ぶ際、注意するポイントは以下の4点です。
- ミスト選びをする際の4つの注意ポイント
- ・ガス入りタイプorウォータータイプ
・保湿成分
・ノンアルコール
・香り
先程説明したようにガス入りタイプとウォータータイプでメリットが異なるため、自分に適しているタイプを選ぶ必要があります。
ミスト選びは配合成分を要チェック
そして、ミストは保湿力に優れているので、どのような保湿成分が含まれているか確認することが大切です。代表的な保湿成分として、次の5種類の成分が挙げられます。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- スクワラン
- 植物由来オイル
これらの成分が含まれているミストは保湿力が高く、乾燥から肌を守ってくれます。ただし、水分が多過ぎるミストは要注意です。水分が肌に付着すると、蒸発する時に肌の水分を奪ってしまいます。
潤い成分が豊富で、その成分をキープできるミストが本当に保湿力に優れている商品です。アルコールは水分以上に蒸発するスピードが速く、肌の水分が奪われるリスクが高くなっています。
そのため乾燥を防ぎたい人は、ノンアルコール商品を選ぶのが得策です。気分転換やリフレッシュでミストを使いたいなら、自分の好きな香りを重視して選ぶ方法もあります。
ミストで化粧直しする時の手順!ハンドプレスが大切!
実はミストの使い道は様々です。
- ミストの使い道
- ・メイクの仕上げ
・化粧直し
・気分転換
メイクをした後にミストを吹き付けると、メイクが肌に定着して化粧崩れを防ぐことが可能です。ちなみに、洗顔後は化粧水を付ける前に、プレ化粧水として使用する方法もあります。
化粧水や美容液など、後に使用する美容アイテムの浸透率がアップするので、効果的に美肌ケアできることが魅力です。外出先で化粧が崩れた時はあぶら取り紙やティッシュで皮脂などの汚れを除去してから、ミストを吹き付けてください。
ハンドプレスで全体的に馴染ませた後、化粧が崩れている部分をコットンやティッシュで拭き取ります。そして、コットンなどに染み込ませた乳液を肌に塗り、ファンデーションを付ければ化粧直し終了です。
ミストは乳液とセットで使うのがベター!
ミストと乳液をセットで使うことで、肌に水分・油分をバランス良く与えられるメリットがあります。また、ミストはコットンやティッシュに染み込ませると、成分がコットンに吸収されやすいです。
ミストは肌に直接吹き付けて、ハンドプレスする必要があります。化粧崩れだけではなく、乾燥が気になる時もメイクの上からミストを吹き付けてもOKです。起床時やお風呂上りなど、気分転換したい時も肌に直接吹き付けて構いません。
おすすめミストまとめ!大人気ランキングベスト5
1
アベンヌ ウオーター

- アベンヌ ウオーター
- 価格2,200円(税抜)容量300g
- 50g:約700円
- 150g:約1500円
- 300g:約2200円
サイズや値段を比較して自分に合った商品を購入できることがメリットと言えるでしょう。アベンヌ ウオーターはナチュラル系のミストで、アベンヌ温泉水100%を実現しています。南フランスのアベンヌ村にある源泉は、50年以上かけて地上に湧き出て来たそうです。肌に潤いを与えて滑らかにし、柔らかくする効果があります。ミネラルが豊富な特徴がありますが、高く評価されているのはミネラルのバランスの良さです。例えば、カルシウム:マグネシウムは2:1のバランスで含まれています。源泉付近にあるアベンヌ工場の無菌室でボトリングされているので、防腐剤や香料不使用で製造可能になっています。余計な成分を含まず、温泉水の効果を最大限に活かしている商品です。
2
フィックス メイクアップ

- フィックス メイクアップ
- 価格4,000円(税抜)容量50ml
3
モイスチャー ミストローション II (しっとり)

- モイスチャー ミストローション II (しっとり)
- 価格2,300円(税抜)容量150mL
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- コメドテスト(ニキビができにくいか確認)
また上記のような検査をクリアしているため、安全性が高いです。勿論、香料・鉱物油・界面活性剤といった余分な成分も含まれていません。150mlなら約2300円、220mlなら約3000円です。成分に関しては肌荒れを予防するグリチルリチン酸2K・ε-アミノカプロン酸、保湿成分のビオセラミド・カンゾウ葉エキス・トリメチルグリシンが配合されています。ビオセラミドは天然セラミドの一種で、ナノ化されています。粒子になって肌の奥まで浸透するので、肌の潤いを保ちやすいです。特に天然セラミドは肌に馴染みやすい特徴があり、モイスチャー ミストローションII (しっとり)は浸透性に優れています。
4
マジョリカ マジョルカ ワンダー フィクサー

- マジョリカ マジョルカ ワンダー フィクサー
- 価格1,200円(税抜)容量60ml
5
ターマルウォーター

- カルシウム:約140mg/L
- 亜鉛:約22㎍/L
- 銅:約5㎍/L
などの成分が代表的な例です。その他に健康的な皮膚をキープするセレンが約60㎍/Lが含まれています。
【まとめ】ミストは保湿・美容などのスキンケアやメイクに使える
ミストの良いところは、何と言っても優れた保湿力にあります。冬場など乾燥しやすい時期や時期問わず肌質的に乾燥しやすい人にはおすすめです。
またミストですから、基本的に霧状になって肌に塗布にすることができ、顔全体にまんべんなく(ムラなく)塗ることができるのもメリットの1つです。
保湿や美容などスキンケアとしてはもちろん、メイク時にも使えるアイテムですので、みなさんのコスメコレクションの中にぜひとも取り入れてほしいですね!
ミストには、ナチュラルタイプや保湿タイプ、美容タイプなどさまざまなタイプが存在します。自分の肌に合ったものを選びたいところですね。
ミストを購入する際は、どんな保湿成分が配合されているか、香料が含まれているか、ノンアルコールかどうかなども考慮して選ぶようにしましょう。