ダイエットは、ただ食事の量を減らしただけで成功に導くことはできません。
仮に、食事の量を極端に減らして体重を落とすことができたとしても、
その方法ではリバウンドや体調不良が起こるリスクが高く、おすすめとはいえません。
この記事では、「置き換えダイエット」とは何かということから実行する時のポイント、
「置き換えダイエット」におすすめのダイエット食品などを紹介していきます。
置き換えダイエットを選ぶ際のポイント
置き換えダイエットとは、1日の中で摂る食事をダイエット食に置き換えるというダイエット方法で、効率良く1日の摂取カロリーを抑えることができるというメリットがあります。
とはいえ、ダイエット食品にはさまざまな種類がありますので、
ダイエット食品を選ぶ際には以下の点に注意を払いましょう。
空腹感を軽減できること
ダイエットの大敵は、なんといっても空腹感です。
特に、カロリーだけが低くて栄養素を含まないダイエット食品の場合では、
満腹中枢に伝わる刺激が少なく、常に空腹感に悩まされることがあります。
もちろん、摂取カロリーを抑えることはダイエットの基本ではありますが、
低カロリー食品を選ぶにしても、必ず満腹中枢が受ける栄養素を含む食品を選ばなくてはなりません。
そうしないと、ダイエット中やダイエット後は空腹感のフラストレーションが一気に爆発して、
ドカ食いに走ってしまうリスクが高まります。
そうならないためには、ダイエット食品を選ぶ際に、カロリーだけではなく配合成分についても
きちんと調べた上で、購入を検討することが大切です。
飽きない味であること
よほど好きな食品であれば別かもしれませんが、低カロリーだからといって
毎日同じ味の同じ食品を食べ続けるというのは苦痛以外の何物でもありません。
これもまた、ダイエット中やダイエット後にドカ食いに走る原因になることがありますので、
毎日手を変え品を変え、別の種類や別の味のダイエット食品を取り入れていくことが大切です。
最近では、安価で、しかも美味しいダイエット食品が販売されていますので、
食品に対する飽きが心配な方は、何種類かのダイエット食品を代わる代わる摂ってみてはいかがでしょうか。
ダイエットを成功させるコツとして大切なのは“飽きずに毎日続けられること”ですので、
短期間でダイエットを収束させたい方はぜひ、この方法を試してみてください。
コスパの良さ
意外と見落としがちなのがダイエット食品のコスパです。
ダイエットは無理なく続けることが大切なので、ダイエット食品に高額な費用を費やすと、
やがて家計が圧迫されて断念せざるを得なくなることが考えられます。
ダイエット食品を利用してダイエットをするのなら、毎月必要になるダイエット食品の費用を
事前に計算し、無理のない予算でのダイエット計画を立てておくことをおすすめします。
おすすめの置き換えダイエット食品5選
それでは、厳選したおすすめの置き換えダイエット食品を5種類ご紹介しますので、
ご自身のお好みやライフスタイルに合わせて製品選びを行ってみましょう。
ローカロ雑炊 和の極み 6種×5食 計30食

- ローカロ雑炊 和の極み 6種×5食 計30食
- 価格5,550円(税抜)容量30食
こんにゃくラーメン 24食

- こんにゃくラーメン 24食
- 価格2,667円(税抜)容量24食
の6種類の味を楽しむことができる、ダイエット用のこんにゃくラーメンです。
スープをすべて飲み干しても1食あたり31kcalと超低カロリーですので、ダイエット中でもラーメンを食べたいという方には特におすすめです。
短期スタイル ダイエットシェイク

- 短期スタイル ダイエットシェイク
- 価格2,900円(税抜)容量10袋
「ストロベリー」、「あっさりショコラ」、「キャラメルラテ」、「バナナ」の4種類が用意されており、1食あたり90kcal以下ですので、短期間でダイエットを成功させた方におすすめです。
DHC プロティンダイエット

- DHC プロティンダイエット
- 価格4,667円(税抜)容量15袋×2箱
「いちごミルク」、「ココア」、「コーヒー牛乳」、「バナナ」、「ミルクティー」と味のバリエーションが豊富、食物繊維やヒアルロン酸、コエンザイムQ10などの美容サポート成分もしっかりと配合されています。
1食あたり169kcal以下ですので、目標に応じて1日1~2食置き換えることをおすすめします。
豆乳おからマンナンファイバークッキー

- 豆乳おからマンナンファイバークッキー
- 価格3,180円(税抜)容量748
こんにゃく成分のグルコマンナン(水溶性食物繊維)が豊富に含まれていますので、満腹サポート効果や便秘の改善効果を期待することができます。
1枚当たりのカロリーは20kcal程度ですので、ダイエット中の小腹サポートとして上手に活用してみてはいかがでしょうか。
置き換えダイエットをする時の注意点
どのような方法のダイエットでも、超短期間で結果を出そうとすると
失敗するリスクが高まります。
置き換えダイエットを実践するのであれば速効性を求めず、
週単位で体重や体脂肪の変化を確認しつつ、目標値を目指すことが大切です。
まずはこれらを念頭に入れた上で、以下の点にも注意を払ってみましょう。
1日の食事のすべてをダイエット食品に置き換えない
ダイエット食品は万能食品ではありませんので、
それさえ摂っていれば他の栄養素を摂らなくてよいということはありません。
ダイエット食品を利用するのなら1日2食分まで、
残りの1食は低カロリーかつ栄養バランスが整った食事の摂取を心がけましょう。
特に、脂肪の燃焼にはタンパク質とビタミンB1、B2が必要ですので、
これらが含まれている食品は毎日少量でも摂取することを心がけましょう。
ダイエット食品以外の食品に注意!
ダイエット食品は全般的に低カロリーですので、
その安心感から他の食品の摂取カロリーが高くなりがちです。
ですが、ダイエットを実践している以上、ダイエット食品を利用していても低カロリー食は必須ですので、
特に糖質や脂質は控えめに摂ることが大切です。
停滞期の対策について
ダイエット開始から1カ月経過したあたりで起こりやすいのが、
体重の減少がストップする停滞期です。
これは、ダイエットによるエネルギー不足を感知した脳が、
各器官に対して「エネルギーを節約せよ!」という指令を送ることによって起こる現象です。
置き換えダイエットで結果が出始めたときにこの現象が起こったら、
とりあえず2~3日だけ通常食に戻して様子を見てから置き換えダイエットを再開してみましょう。
一時的に通常食に戻すと、脳は「危機回避成功!」という指令を発令しますので、
代謝機能が正常な状態に近づいて、その後は順調に体重や体脂肪が減るはずです。
脂肪の燃焼には有酸素運動も必須です
単純に摂取カロリーを減らせば、体重は落ちます。
ですが、体脂肪を減らさないことには、
体重が落ちたとしてもすぐにリバウンドする可能性が高いでしょう。
それを防ぐためには、有酸素運動を生活の中に取り入れる工夫を行うことが大切です。
運動が苦手な方でも比較的簡単に行えるのはウォーキングですので、
特に日々の運動が不足しがちな方は、1日30分程度のウォーキングを行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ダイエット食品を利用した置き換えダイエットは、
1日の摂取カロリーを抑えながら健康的に痩せることができるダイエット法です。
ですが、ダイエット食品のみのダイエットを行ったり、
置き換えダイエットの安心感から他の食事で糖質や脂質を摂りすぎてしまうと、
せっかくの置き換えダイエットが台無しになってしまうことがあります。
そして、忘れてはならないのが、代謝アップや脂肪の燃焼に役立つ有酸素運動を生活の中に取り入れるということです。
これにより、血液やリンパの流れが良くなってむくみにくくなるだけではなく、
リバウンドしにくい身体づくりも目指すことができます。
置き換えダイエットを実践する際には、今回ご紹介したこれらの注意事項を守り、
ご自身がイメージする理想のプロポーションを目指しましょう。